ボーディ   ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ       

                            Lewis Collins

                                                キャラクターへ戻る



14※歳で家出。本人曰く、「もう、学校で教わる事なくなったから」
商船に乗り、2年後脱走。その後、クラブの用心棒。コンゴ内戦中は、双方に武器の密輸。
おそらくはそれで後ろに手が回りかけたので、傭兵部隊に逃げ込んだのではないかと。
アンゴラ、ビヤフラで傭兵として暴れ回る。しかし、仲間と女性問題で揉めて離れる。
その後、中東でも何かやってたもよう。
そして、年上の東ドイツの女性、マリカ・シューマンと同棲。
しかし、マリカはボーディを置いて帰国。その後ボーディもイギリスへ帰り、陸軍入隊。
SASへ志願し、6年在籍。ケラーとチームを組む。
SAS時代に、なぜかコーレー部長の目に止まり、CI☆5へ転属。

最初の印象→強面の兵隊。お調子者で、軽い性格。女好きで、手が早くて、女には強い。
結構おしゃれで、マメ。
女性やドイルに対しては、すごく面倒見がいい。
ついでに、TPOをわきまえてお行儀もよく、年配の女性の相手もうまい。恋人に欲しいタイプ。

自信過剰のタフで強い男のイメージが強いが、自他ともに認める”器は強いが中身がヤワ”。
でも、決してそうは見えないのは、コーレイ部長をして「ボーディは人には言えん経験をしてきとる男だ」
と言わしめる程の、すごい修羅場をくぐってきたため、ヤワな中身を隠す、突っ張り方が半端じゃないせい。
”殺られる前に殺れ”がモットー。しかし、いまいち冷徹になり切れてない。
特に、たとえ自分を裏切った相手でも、元の仲間を見捨てきれない甘いところがある。
ドイルに対してはデロあま。甘やかしすぎ。

真面目なドイルをちょっとからかうのは好き。
なぜこの仕事についたか、の話になった時、
「金さ、それ以外何があるってんだ」って言ったボーディに、真剣に「それだけじゃ悲しすぎる」って抗議するドイル見て、心底たのしそーな笑顔見せたのが忘れられません。
ちなみに、ボーディはロマンサー(ほら吹き)の気があるので言う事真剣に受け取っちゃいけません。

どこまでが冗談で、どこからが本気かわかりかねるボーディなんで、ほんの一瞬のぞく本音の表情や言葉にドキッとします。
D「怖いのか?」
B「怖いさ、いつだってな…」

  ※ボーディの家出年齢が13歳
   なっていたのを訂正しました。



以下はボーディの初期設定です。
                          出展:「THE COMPLETE PROFESSIONALS

ドイルの相棒はウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディである。
しかし、ボーディとしか呼ばせない。
事のよると、ドイルより2歳年下なのかもしれないが、それは絶対にわからないだろう。ドイルよりも年上だと思うかもしれない。
彼がキングズ・ロードのパブでビールを飲んでいるのを見ると、チェルシーのサッカー選手だと勘違いするかもしれない。実際、花形選手のような強壮でけんか早そうな体格と、自分の面倒は自分で見れると承知している人間独特の自信の持ち主なのだ。
その暗い髪の毛から、バランスのとれた姿勢にまで、ある種の攻撃性が発散されている。その攻撃性は、近頃は成功の元となっているようである。
身なりを整えるのも好きである…めかし屋ではないが、身だしなみには気を使っている。

ボーディは軍人である。軍曹である。第19空挺部隊に所属していた。
ボーディの青春時代は推測の域を出ない。というのもボーディがその話をする度に、どんどん話が大きくなっていくからだ。
17歳の時に商船に乗り込んだのは確かである。その2年後に東アフリカで船から脱走した事も確かである。もしかしたら、内陸部に進み、傭兵部隊に入ったかもしれない。おそらくケープタウンで年上の女性と同棲し…厄介になっていた。
23歳の時に英国陸軍に入隊した事は間違いない。紛争の真っ最中に北アイルランドで勤務した事が記録に残っている。また、記録には残ってないが、ヨルダンにおける数回の襲撃にも参加していたらしい。
主な特技はライフル射撃にクライミング。趣味は射撃、クライミング、そして女の子、である。
彼よりも社会的に高い地位にある女性は(ボーディはそんな事は気にしないのだが)大抵、彼に高官との謁見の機会を与え、ボーディは欠席するのである。

ドイルがロマンチストなら、ボーディはロマンサー(ホラ吹き)である。(ただし、彼の話には普通、一片以上の事実が含まれている)。
CI☆5が道徳とは無関係の組織であるなら、ボーディはその代表である。仕事が第一で、もし邪魔をしてしまった者が居たら、その人間は運が悪いとしか言いようがない。
彼は本質的に偏狭な人間ではないが、「毛唐」という言葉を今だに使い、スペードをスペード(黒人の蔑称)と呼ぶ傾向がある。――その結果、毛唐やスペードだらけの部屋で一悶着起こす事になるのだ!

 

こちらは小説版ボーディのプロフィールです

William Andrew Phillip Bodie
―しかし、彼はただボーディと呼ぶものにしか答えない―
ドイルの2歳年下。―たいてい年上に見られる―   黒髪。
元落下傘部隊員。銃は9mmのブローニングハイパワーを愛用。
喧嘩好きな激しい性格。
17歳で商船隊に入り、後にアフリカで傭兵となる。
ケープタウンで年上の女性と同棲。
別れて落下傘部隊に入る。
いくつもの専門技術を持つ。
赤線の太字部分に注目(爆)。最初は17歳で家出になってたんですね、ボーディは。
家出して、商船隊に入って、2年後に脱走して、用心棒やって、武器密輸やって、傭兵やって、中東で諜報活動みたいなことやって、ついでにマリカさんと同棲して…。
振られたショックで国へ帰って?陸軍入隊、空挺隊ってこれだけでも相当派手な経歴なのに、SASが入ったらどうしようもないですね〜。
17歳で家出では、現在のボーディの年がドイルを越えてしまう。もしくは、二人の年齢設定がもっと高くなってしまう。だから、13歳まで家出の年齢を引き下げられてしまったボーディでした?(爆)