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名台詞 番外編その3
DVDBOX第2弾より

#4 「ロング・ショットは曲がりが問題なんだ: Killer with a Long Arm」

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大きな事をする前は、細心の注意を払いましょうねぇ。これから悪い事しようってんのに、する前におまーりさんに目ぇつけられてどーするよ。
スピード違反した方が悪いのか、いきなり撃つ方が悪いのか…?そーゆー問題ではないと思うのだが…。小心者が銃持つとろくな事ならねーな。
でも、結局、これが元で仕事ばれちゃったんだから、殺し屋ジョルジにしてみれば、痛恨の違反?一発?(笑)。
CI☆5側にしてみれば、この事件がなきゃ、殺し屋が入国した事さえわかんなかったんだからねぇ(笑)。

                       
                     
ギリシャ人のボス?脅して?手がかり掴んだのはいいけれど、いきなり本命にヒット。だから〜、小物追ってる内に、本命に逃げられちゃうよ〜。
追われたパシリのトミー、小物の逆襲。追ってきた二人に、いきなり発砲するんじゃない。

D「ダブルバレル持ってるぞ」
B「俺、ひきつける。ドイル、お達者で」

ドイルの銃をあずかって、囮になって動き出すボーディ。それを狙って撃ったところへドイルが飛び込む…。うーん、いいコンビネーション。

                      

だ〜か〜ら〜、悪い事してる時は、堂々としてなさいって。目ぇつけられた訳でもないのに、おまーりの姿にびびっちゃだめでしょ〜。
怪しんでください、ってゆってるようなもんじゃん〜〜。
それで、車にはねられて、あげくに潜伏場所の見当つけられたんじゃ、子供の使いにもなっとらんぞ。

                  

連絡を受けた、B&D。車の中で顔を見合わせて…。

B「どう思う」
D「車のキイは持ってなかったろう。つまり、歩きで来たわけだ」
B「ああ、どこからかね」
D「サンドイッチにフルーツにポークパイを買い込んでる。こういう食料は」
B「篭城の時便利な食い物だ」
D「そう」
B「そう」

                  

近くに、高層マンションを見つけました。高層と言ってもせいぜい10階程度ですが…。

B「チチチ」
D「いっちょ、あのてっぺんに上ってみるか」

                  

B「いくつあった。サンドイッチ」
D「3日分はたっぷり。まあ、そう長期間はもたないだろうが」

悩む二人。
結局、決め手のないまま、マンションの捜索は地元警察に任せて引き上げ〜。

                     

シャワー浴びたボーディ、バスローブ羽織って、出てきました。ここって、CI☆5本部の当直室なの?(笑)。
ドイルは、机に向かい、ファイルと格闘中。

B「なんだ、それ」
D「どれ」
B「それぇ」
D「こいつは、オヤジからのおこころざし。ギリシャのVIPさ。狙われそうなえらいさん」
B「何人」
D「何百、何千。これをチェックしろってさ」
B「秘書のやるこったろ。でなきゃ、秘書をつけてくれるべきだ。ベティ呼ぼうぜ。彼女に手伝わせよう」
D「ダーメ、ベティはとっくに帰っちゃったよ。それに、女の子がいちゃ、お前気が散って仕事になんないだろ」
B「おい、もと刑事、わかりすぎるぞ、お前」

お風呂上がりのボーディが、冷蔵庫から出して飲んでたのは、何でしょう。まさか、ビールじゃないよな…。
しかし、ドイルの指摘に、ボーディってば、と〜っても嬉しそうだったわね(笑)。

                     

資料調べで夜が明けて、ドイルちゃん、髭剃り中。何ゆえ、シャツの前をはだけているのでしょう?(笑)。
そこへ通りかかったのは、部長。

C「今日は休みだろうが。うちでのんびり充電しとると思ったが」
D「へえ、オヤジさんこそそうしてると思いましたがね」
C「わしは元気まんまんだ。少し風に当たるか。おい、ドライブに付き合え」
D「ドライブってどこに」
C「ん?あちこちさ。その眠り姫も叩き起こして連れて来い」

ソファで眠るはボーディ姫(笑)。ドイルちゃん〜、叩き起こせって言われたからって、ソファ蹴っ飛ばして起こすことないでしょ〜。
眠り姫を起こすにはやっぱ…。うげ…。←想像力の限界?(うそつけ)

                     

ドライブ中。運転するのは部長。リアシートのボーディがぼやく。

B「わかんねぇなぁ。休みだって知ってたのに、なぜあそこだってわかったんです?」
C「お前とわしは共通の物を持ってる」
D「秘書のベティ」
C「ん?」
D「いや…」
C「トラブルをかぎつける動物的本能と言うやつだ。お前もだぞ、ドイル。これは教えられる物ではない。身についた本能だ」
B「じゃ、今日やるってんですか」
C「サンドイッチは3日分だ。そう、奴らは確かにこの辺にいる。そしてやるのは今日かもしれん」

車を停めたとたん、窓から銃を突きつけたのは、警備中のおまーりさん。

P「よし、車から出ろ」
C「コーレイ、CI☆5だ。拳銃は隠しておけ。パニックが起きるぞ」
P「すいません」
C「気にするな、そうあるべきだ。状況は?」
P「きわめて平穏です。今日はみんなテレビでテニス見物でしょう」
C「よし、続けてくれ」

部長ってば、どんな時も、有望な人材を探してらっしゃるんですね(笑)。

C「しっかりした奴だ。うちに引き抜くか。番号を聞いておくんだったな」
D「3221」
B「さすが、おまわりあがり」
C「テニスか」
D「そう、ウィンブルドン。全英の決勝戦」
C「ウィンブルドン、ここから3キロ足らずだぞ。ストップ!」
B「センターコートだ。そうか、標的はセンターコートだ」
C「ありうるな」
D「今日のスタンドには外交官や報道関係者がわんさかと行ってますよ。皇族もふたり」
B「貴賓席に来てるのは」
D「ギリシャの王族」

                  

B「勘だけじゃ、中止にも出来ないしね」
C「ああ、だが警備に警告して貴賓席の前はガードを固くしよう。後の席はお手上げだが。まず、高層マンションに行ってみよう」

                  

マンションの駐車場を捜索中の二人。ドイルがあやしい?車発見?

D「ラジアルだ」
B「ドイル、ラジアルタイヤは近頃珍しくはないぜ」
D「車も車種もあってるぜ。白いレンジローバーだ」
B「わかったよ。でもオヤジへの言い訳はお前がするんだぞ」
D「えい」

だから、思い切りのいいのはドイルの方だって。思いっきり車のガラス割ってくれました〜(汗)。
中を見てもあやしいところなし?これ見よがしなボーディ(笑)。

B「はっはっはっはっは。言わんこっちゃねぇや。オヤジ、ガンガン怒るぜ」

が、ドイルは、くしゃくしゃに丸められてた紙くずを伸ばして見て、勝ち誇ったのでした(笑)。

D「ボーディ。こいつをオヤジにみせてやるべよ」
B「ギリシャ語か」

                  

敵は、このマンションの中。

B「狙うとしたら最上階だよな」
D「このブロックならな」
B「ああ、まず調べて、議論は後にしようぜ」
D「いや、今議論すべきだ。屋根の上からって事もあるだろ」

                  

二人が中を捜索してる間、外から調べてた部長が、高層階の開いた窓からのぞく怪しい物体発見。
二人に連絡して、部屋を特定。

B「踏み込みます」
C「いかん!ボーディ、お前は上から降りろ。ドイルはドアを蹴破って入れ。飛び込む時はふたり同時だ。わしからのGOの合図を待て」
B「だけど、踏み込む前に撃ったらどうします」
C「ボーディ、わしのGOが出ん内に動いたら、両腕をへし折ってやるぞ」
D「おい…。両腕だって」

                 

問題の部屋の上の部屋は、さっきボーディが調べた、女性のお部屋。

B「さっきはどうも」
 「デートは明日の晩でしょ?」
B「気が変わったの」

あの短時間にデートの約束とりつけとったんかい、そこのたらし。うーん、さすが、ドイルの師匠?←誰が

                 

上のベランダから、下をうかがい、ベランダの柵を揺らして頑丈さを確かめたボーディだったのですが、その微かな物音に、ジョルジが反応。
様子がおかしい事に気付いた部長。トーキーに叫びました。

C「ボーディ!動くな!何か動いた!」

柵をまたごうとした姿勢のまま、動きを止めるボーディ。銃を構える部長。部屋のドアの外ではドイルも緊張。
が、ジョルジは深く追求する事なく、再び、狙撃体勢へ。

                 

今まさに、ジョルジがトリガーを搾ろうとした瞬間、部長の合図を待たずにボーディが突入。間一髪、発射された弾丸は、ボーディの阻止によって大きく外れた。
ライフルを確保したボーディだけど、それ両手で持ってたら、銃撃てないでしょ!銃声を聞いたドイルがすかさず飛び込んでこなきゃ、撃たれてたよ。
何が起きたかわからずに、トーキーに怒鳴るのは、外の部長。

C「おい!おい、どうなったんだ!誰か何とか言え!」
D「2名死亡、こっちは無事。万事OKです」
B「OKだ?これで何がOKだ。こんな場合、ドアを蹴破って、床に伏せて撃つのが常識だろうが!」
D「ああ、そりゃそうだがな」
B「この次からな!猿の役はお前だ。俺はドアの方に回るからな!」
D「もし床に伏せて撃って、窓際の奴を撃ち損じたらどうする!」
B「お前を死なせたくないから言ってんだ!」

あの場合、誰がどう見ても、ボーディの方がやばかったのね。だから、ドイルは咄嗟の判断で、二人を射殺したんですけど〜。
自分の状況かえりみず、ドイルに食って掛かるんじゃない、ボーディ。お互い、相手を死なせたくないって気持ちはよくわかるが、現場で喧嘩してんじゃないよ。

                      

本部の一室。押収したライフルのスコープを覗き込んでるのはボーディ。

B「これで3キロ先…」
D「ああ」
B「いや、すげえわ。すごい性能」
D「百発百中だな」

なんか、嬉しそうな?ボーディの様子に、今度はドイルがのぞいてみれば…。

D「おお、すげえ」
B「見えたか?どうだ」
D「完璧、完璧」
B「♪」
D「うちにもこんなのあるといいな」

ふたりして、ライフルで遊んでたら、部長が入ってきました。

Be『部長。5番に内務大臣から』
C「よし、ベティ、繋げ」
 『やあ、コーレイ、ギリシャのお客で大変だったようだが、無事でよかった。おめでとう』
C「恐縮です」
 『見事だ!ところで、男子シングルスはどっちが勝ったか知っとるかね?』
C「はい、大臣。こっちの勝ちです」

部長、そのお返事、ナイス!(笑)。
しかし、部下は大ボケ…。

D「おおおお、よくなってきた。でも、お前のは違ってるぜ。あれだと、92だな、60、88」
C「よい事だ」

いきなり、部長に声をかけられて、かたまる二人。部長はかまわず、二人のそばへやってくる…。

C「お前らいつも事後の報告はおざなりにしかやらんが、今後、この調子でやって欲しい。幸いこの件は背景がすぐ割れて助かったが、しかし、あの手合いは次から次へ出てくるからな」
D「ええ」
C「そして、この銃は倉庫へ保管して…。92?60、88?」
B「いや、目分量ですが…」
C「そんな筈はないぞ」
D「数字が…違うかも…」
C「かもしれんが、お前の言う数字はべらぼうすぎる。おい、見せてみろ。わしも専門家ではないが、しかし、この種の銃の有効距離の限界はどう見積もっても…」

スコープから見えたのは、下着姿の女性…。

C「こいつら、勤務態度不良でボーナス削るぞ!92、60、88だと?全然当たっとらんじゃないか。身長170、体重50キロ。そばかす多く、天然のブロンドだ」

…。部長。あなたも男だったのですね(笑)。