Cowley's Bisto Kids
出展:「THE COMPLETE PROFESSIONALS」
CI☆5の部員は、通常、コーレイ部長によって組まれた、二人ずつのチームで行動している。(中には、マーフィやスチュアートのように、単独行動している者もいる)
このチーム、どちらかが上官になるという事はない。
「屋上に居る二人が、どちらが責任を持つか、などと話し合っていたら、二人とも撃たれてしまうぞ!君らはチームだ、サッカー選手がそうであるようににな。サッカー選手はゴールの前で相談なんか、せんだろう?それが当然だ。一番に着いたものがボールを蹴れ!話し合わなければならない事があれば、試合の前か後にやれ。出来れば後にしろ!」
そして、そのチームの中で、部長の絶対的な信頼を得てる(筈)チームが、ドイル&ボーディのチームである。
ドイルとボーディ。
チョーク&チーズとでも言おうか?
いや、二人が似ていないのは単に表面上だけの事だろう。でなければ、パートナーとしてあれほどうまくやっていける筈はない。
噂によると、コーレイはちょっとしたシャレのつもりでこの二人を組ませたのだという。
しかし、実のところ、これはコーレイのちょっとした才能―人間性に対する鋭い洞察力―のあらわれであったのだ。
というのも、ドイルとボーディは刃物と鋼、ライターの石とホイールのように、互いに補い合い、そして互いにとって欠くべからざる存在となったからである。
ライターの石とホイールは、確かに相補のものだが、忘れないでもらいたい、一緒にすると、火花を散らすという事を!